

レーシックにはいろいろな種類があります。レーシックを受ける前に、それぞれの特徴をよく理解して手術を受けることが大切です。
■レーシック
レーシックはマイクロケラトームという電動カンナのような電動メスでフラップを作成します。 最も昔から行われているオーソドックスな手術で、手順は@麻酔をかけるAケラトームで保護層を剥してフラップを作るBレーザーで角膜の形を作りフラップを戻す、という ものです。ただし往復運動をするうちにフラップの断面が多少凹凸したり、フラップにしわがよることもあります。近視のほか照射するレーザーの調節で乱視も矯正可能。
■イントラレーシック
イントラレーシックはアメリカのイントラレース(INTRALASE)社製イントラレースFSレーザーを用いて、コンピュータ制御のフラップ(角膜に作るフタの事)を作成します。 通常のレーシックのマイクロケラトームでも正確なフラップは作成できますが、イントラレーシックの方がコンピューター制御によってより精度の高い正確な厚みの フラップを作成できます。手術後の定着も良く、後遺症などもマイクロケラトームより少ないようです。
■エピレーシック
エピケラトームという機材を利用して、剥すフラップを非常に薄くする手術方法です。角膜が薄い人でもエピレーシックなら手術を受けることが可能です。 通常のレーシックと比べると強い眼の衝撃でもフラップがずれることはないのですが、この方法は保護用のコンタクトを術後、数日間はつけなければなりません。 また通常のレーシック手術より医師の技量が必要とされ、後遺症も出やすいようですから医療機関を慎重に選びましょう。
■ラセック
麻酔をかけた後に角膜をアルコールに30秒ほどつけ、柔らかくなった保護層の上部を剥してフラップを作成してレーザー照射をする手術です。 エピレーシック同様に角膜の薄い人でも手術を受ける事が可能ですが、医師の技量が要求され、保護用コンタクトも数日間つける必要があります。 実際に保護層を切り取る事が無いので、手術で作ったフラップは術後時間の経過と共になくなるためにスポーツをする人などに合っている方法です。
■ウェーブフロントレーシック
手術前に行った検査データをもとに、ウェーブフロントアナライザがガイドするレーシック手術の一つです。 角膜の形状異常に対しガイドのない従来のレーシックに比し、角膜や水晶体の高次収差に対して解析を行うのが特徴であるため、 通常のレーシック手術よりも乱視の矯正には効果が期待できますが、全ての症例に有効というわけでは ありません。検査以外の手術内容は通常のレーシックやイントラレーシックと同様となります。